ワン・プロジェクトを創るための発想術(第9号)

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ワン・プロジェクトを創るための発想術

第9号:令和元年6月26日発行
http://www.1project-support.com

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1.メルカリCEOの講演に参加!
2.あとがき「毎日着て健康診断」

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G20大阪サミットがもうすぐ始まります。
先々週くらいから、地下鉄やメイン通りで
二人一組の警官がパトロールしているシーンを
見掛るようになりました。

今週に入ってからはヘリコプターが低空で
飛んでいるのを見ますね(苦笑)。

世界の要人が大阪に集結するわけですから、
期間中は警察も必死でしょうね。何事もなく
無事に閉幕することを願っています。

では、メルマガをスタートします!

 

【 1.メルカリCEOの講演に参加! 】

先月、メルカリの社長である小泉文明氏の
講演に行ってきました。「C2C×デジタルが
生み出す新しい経済圏」と題して、面白くて
示唆に富む内容でした。誌面の制約があります
ので、今回もポイントを絞ってお伝えします。

 

<個々人の余剰資源>
モノが溢れている現代において、余剰資源を
持つ個人が増加しています。メルカリは、
ネット上で個人の余剰資源を売り買いできる
マッチングシステムが根幹になっています。
そして、メルカリの仕組みの背景には「信頼
の蓄積」と「悪意のあるユーザーへの対策」
という部分があり、これらによって、誰でも
簡単に売り買いできるようになっています。

ユーザーはメルカリで売買することで、
日常の買い物行動にも影響が及んでいます。
具体的には、少し値段が高い衣服でも、
メルカリで売ることを見越して購入する。
購入後、似合わない、飽きたという場合は
すぐに売って、次の衣服を購入する。

ある意味、リスク回避とコスパを実現して
いると言えます。衣服とは違いますが、
自動車を買うときに下取りを想定するのと
似ているかもしれませんね。

小泉社長曰く、メルカリにおける値付けは
ユーザー(消費者)の集合知であり、
メーカーが行う値付けとは根本的に違うと
言っておりました。さらに興味深いのは、
メーカー側も価格を調べるためにメルカリを
使っているとのこと。ある意味、価格決定権が
企業側から消費者側に移行していることが
ハッキリ分かります。

 

<配送の重要性>
2013年に創業したメルカリですが、6年で
急成長したのは「配送が重要である」と、
認識して行動したからです。では、配送会社や
コンビニ会社との提携は、どのように行った
のでしょうか。

まず、配送会社の具体例を挙げると、ヤマト
運輸ではNO.3を小泉社長が口説いたとのこと。
元々、小泉社長はミクシィの役員だったので、
上場企業の役員クラスとの付き合いがあったと
推測できます。何もないところから起業する
会社とは大きく違う部分ですね。

コンビニ会社との提携も上記のヤマト運輸の
ように、役員クラスにプレゼンして口説いて
いたと考えられます。

例えば、メルカリユーザーが荷物を持って
コンビニに来店する。メルカリの利用が増える
ことで来店頻度が上がり、ついで買いが
増加する。こうしたメリットをコンビニ会社に
プレゼンしたものと思います。

アメリカにおける事業展開でも、日本と同じで
配送の重要性を語っていました。配送という
課題をユーザー目線でクリアしたことで、
利用者が爆発的に増えたのでしょう。ともかく
ユーザーは面倒なことを嫌いますからね。

 

<他人に話せる面白いトピックスを3つ>
ここで面白いエピソードを3つご紹介します。
一つ目は、一番売れているブランドについて。
メルカリで調査すると、第1位は「ユニクロ」
だったのです(笑)。一般消費者でユニクロを
持っていない人はいないので、買う側は出品
されているサイズを見て、着たときの
イメージができると、分析していました。

二つ目は、これから「終活」でメルカリを使う
50代・60代が増えてくると分析しています。
実際に、親世代の遺産を50代の子供世代が
メルカリで売り、家族で旅行に行ったという
事例もあるそうです。鬼籍に入った親世代は
どう思うでしょうね(苦笑)。

最後に、モノを梱包して送る際、手紙を同封
する事象が発生しているのです。このような
ことはメルカリも想定外だったと、小泉社長は
語っていました。日本人特有の感覚かも
しれません。

 

先月のヤフーニュースのなかで、リサイクル
ショップの倒産が増えているという記事を
見つけました。ある意味、そうなるだろうと
誰でも予想できると思います。

モノを持って来店するところから現金化までの
プロセスを考えた場合、メルカリで簡単に出品
して、取引きが成立すれば梱包して送る。
送る時にも提携しているコンビニに持ち込めば
OKという手軽さ。しかも、メルカリが間に入る
ことで売る側、買う側の匿名性が担保され、
顔出しせずに済む。

これだけ簡単便利であれば、店舗型リサイクル
ショップに持ち込むのは敬遠するでしょうね。
リサイクルショップ側としては、メルカリが
登場した時点で戦略転換するべきでしたが、
競争上の脅威に見えなかったのかもしれません。

 

ヤフーニュース「リサイクルショップが倒産
急増、背景にはフリマアプリの存在も」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00010000-teikokudb-ind

 

さて、話しは変わりますが、NTTのポイントが
貯まっていたので、昨年末に「外付けハード
ディスク」に交換しました。

自宅のブルーレイ機に接続しようと思った
のです。ところがブルーレイ機が古い機種
だったので、接続ができないことが判明。
事務所のパソコンには既に外付けハード
ディスクを付けていますし、容量の10%も
使っていません。

ということで、初メルカリ体験は、外付け
ハードディスクにしようと考えています!

 

【 2.あとがき「毎日着て健康診断」】

面白い情報を見つけましたので、皆さんに
ご紹介します。

着用している人の解析データを、衣服から
パソコンやスマホに送る「スマートウェア」
の開発が進んでいます。

具体例として、帝人フロンティアが開発した
「マトウス」は、高機能繊維とセンサーを
組み合わせて、着用した人の動作解析や生体
情報の取得が可能です。取得したデータは
ネットを使ってパソコンやスマートフォンに
送信して表示できます。

 

帝人フロンティア「マトウス」
https://www2.teijin-frontier.com/news/190116.html

 

ゴルフスイングの可視化によって、スイング
の課題が分かるのでアマチュアだけでなく、
プロにも利用が広がるかもしれません。

また、心拍数や運動量等の生体情報を把握
することによって、ランニング中や仕事中に
体の異変を察知することも可能です。

さらに、病院や介護現場においても患者や
入居者の体調の変化を医師に伝達して適切な
対処ができるものと考えられます。

現時点ではスポーツ関連、医療、介護などが
利用想定されていますが、開発が進めば
新たな機能が追加されて、新しい利用が
生まれるかもしれません。これにAIを組み
込むとどうなるでしょうね。

これからは予想外のモノがネットで繋がる
時代が来るかもしれません。ただ、監視される
ことと紙一重なので注意が必要ですね。

 

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