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オクムラ経営コンサルティングオフィス

新規事業の構築によって、次の時代の主力事業を育成しましょう!
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はじめに

このページでは、オクムラ経営コンサルティングオフィスの代表である奥村政治の仕事観・価値観、どん底から這い上がる経験をして掴んだこと、これからの未来に意図することをお伝えします。

 長文になります。人によっては「こんな長文、誰も読まない」と忠告されるでしょう。確かに誰も読まないかもしれませんが、読む・読まないという選択はホームページを訪れた方にあり、私や外野が決めることではありません。できる限り情報を分かりやすくお伝えすることが、私の責務であると認識しています。

 どのような経緯であっても、私に興味を持っていただき、もっと知りたいと思われた方に対して、ホームページの中に詳しい情報がないことは怠慢であると思っています。また、私に仕事を依頼することを検討されている方であれば、コンサルタントとして、どのように考えて行動するのかを知りたいはずです。もっと分かりやすくいえば「相性が合うかどうか」ということを。ですから、そうした方々への判断材料となるような情報を掲載しています。時間の経過とともに、さらに情報を増やすつもりです。

 本当に長文となりますから、全てを読まなくても構いません。ザッーとスクロールして、気に入ったところが読んでみてください。




私の仕事観・価値観

(1) できるだけ分かりやすく簡単に

 私がコンサルティングの開始から終了までのプロセスについて心掛けていることがあります。それは「できるだけ分かりやすく簡単に」ということです。例えば、コンサルティング導入前の対面相談時には、A4サイズの白紙を目の前に置き、相談者の話す内容を図解して、問題の本質を見せるようにしています。図解したA4紙を土台にし、相談者とのやり取りを通じて、問題解決の方向が明らかになってきます。ちなみに相談終了後、図解したA4紙をコピーしてほしいとリクエストされることもあります。

 コンサルティングがスタートしてからも「できるだけ分かりやすく簡単に」を意識します。能力の有無に関係なく、人は難しいことは「やらない・できない・続かない」からです。どんな場合でも、この人間心理を理解していないと上手くいきません。

 簡単にできる方法やツールを使い、愚直にやり続けることで成果が見えてきます。具体的な成果が見えてくると、取り組みが面白くなってきますので、さらに成果が表われてきます。つまり「善循環」が起こってくるのです。クライアントさんの会社に「善循環」を起こすことが、私のコンサルティングの究極のゴールになります。

(2) 人は人、自分は自分
 自宅から事務所まで、毎日電車通勤していますが、年々、電車マナーが低下していることを感じています。詰めて座らずに足を大きく開いて座る人、車内アナウンスにも反応せずリュックを背負ったままスマホに夢中になっている人、ドアの左右に張り付いて乗降時に邪魔になっている人。他にもいろいろ気になるところがあります。以前であれば、上記のような電車マナーの悪い人を見るとイライラしていました。今は「人は人、自分は自分」という意識を持ち、気にしないようにしています。

 とは言え、私も人間ですから、たまにイライラすることも。そんな時には「こういうこともある」と考え、イライラさせる人には「こんな人もいる」と意識して、感情を平常に戻すようにしています。そして「こんな人のことを考えてイライラするのは、時間の無駄。もっと良いことを考えよう!」と考え、意識を転換しています。

 人からの評価につきましても気にしておりません。勿論、私に対する建設的なご意見やアドバイスにつきましては耳を傾けて、改善できるところは改善します。ただ、一方的・感情的な思考に基づく評価につきましては、意識しないように心掛けています。私は人からの評価ではなく、自分の中にある基準や価値観・美意識に従い、クライアントさんにとって役に立つ仕事をしたいと考えているからです。

 同じように人からの評価が伴う言葉も気にしません。特にネガティブな言葉であれば、聞いた瞬間に忘れるようにしています。ただ、私の取り組みに対して、感謝やお礼のコメントをいただいた場合、素直に嬉しいと感じています。

(3) 明るく楽しく面白く!
 会社を良くしたいと考える経営者であれば、経営理念、経営方針、ミッションといったカテゴリーで言葉を定義してホームページや会社案内で公開していると思います。言葉の定義はともかく、私も10年以上の時間を掛けて考えつづけてきました。言葉の迷路の中でさまよったり、他人が作った魅力的な言葉に惹かれて脇道にそれたりしたこともありました。

 こうしたプロセスの中で、経営理念、経営方針、ミッションという大袈裟なものではなく、事務所の考え方を公開します。それは「明るく楽しく面白く!」です。事務所と私は一体化していますから、この言葉は私の生き方でもあります。コンサルタントして、ビジネスの泥臭い部分も経験し、リアルで厳しいことも理解した上で、あえて「明るく楽しく面白く!」を旗印にしようと決めました。

 カッコイイ言葉ではありませんし、ふざけているのかとお叱りを受けるかもしれません。しかし、この言葉は他人が作ったものではなく、自分自身で悩み苦しんだ末に生み出したものです。いらない言葉を削ぎ落した結果、とてもシンプルになりました。難しい言葉ではないので、覚える必要もありません。

 では、「明るく楽しく面白く!」を実現していくために、その判断基準はどうするのか。それは「魂が一番、理性は二番」となります。魂という言葉の中には私なりに無意識、直感・直観、感性、美意識、自分なりの哲学といったものを含めています。理性には論理、理屈、方法論、科学等があります。つまり「明るく楽しく面白く!」を判断するときには魂に聞いて、快・不快を判断します。快であればやりますが、不快であれば理性的・ビジネス的に正しくてもやりません。

 例えば、官民問わず、組織の不正や脱法行為等、ネガティブな状況が新聞やテレビで報道されています。担当者は理性的に問いかけて、自ら正しいと判断して行動したはずです。ただ、魂に問いかけることがなかったために、大きな失敗になったものと推察しています。なので、私は「明るく楽しく面白く!」を実践し、それを続けていくために「魂が一番、理性は二番」という基準を運用していきます。

 では、実際にネガティブな状況が起こったらどうするのか。まずは、ネガティブな状況から冷静に「事実」だけを取り出し、残ったものは捨ててしまいます。そして、その事実について、明るく楽しく面白く対応するにはどうすればいいのかを考えます。肩の力を抜いて、コーヒーブレイクしている時に状況を打開する良いアイデアが浮かんでくることが多いです。

 また、ネガティブな状況にまともに対応していては、誰にとっても大切である「時間」を浪費することになります。ネガティブな状況に対応している場合、精神的にもキツイですし、時間の経過が遅く感じます。早く終わりたいので時計を何回も見ているかもしれません。それに対してポジティブな状況に対応している時は、明るく楽しく面白いと感じる精神状態なので、時間の経過も早いです。やっている仕事に集中しているので、時計を見ることもありません。こうした仕事の成果物はクオリティが高く、素晴らしいはずです。時間は有限ですし、いつ終わりがくるのか分かりません。ですから、明るく楽しく面白く時間を使うことが大事であると思います。




どん底から這い上がる経験をして掴んだこと

(1) 大病からリハビリを経て仕事に復帰

「明るく楽しく面白く!」という考え方に至る前に、大きな出来事がありました。2008年4月、私は脳梗塞を発症しました。本当に何の前触れもなく突然のことです。幸いにも手術することなく約1か月で退院。日常生活で大きな問題はありませんが、思い通りに話したり書いたりすることができなくなったのです。

 入院中、医者からは「コンサルタントのようなナレッジワークは難しいので、現職復帰することは厳しい」と言われました。大きなショックを受けましたが、現職復帰が厳しいと言われて、自らの人生を投げ出すわけにはいきません。

 1年後、必ず復帰することを決意し、毎日7時間前後のリハビリを行っていました。病院の外来に週2回通い、言語聴覚士の先生から言葉のリハビリを受けます。さらに自宅では、文章の音読を150分から180分、文章の筆写を150分から180分、ウォーキングと筋トレを90分という時間配分で実施。なぜ、7時間もやっていたのか?それは、普通のサラリーマンであれば、定時で帰宅するにしても7時間くらいは仕事をしていますから、それくらいはやろうと考えたのです。

 今となっては、7時間のリハビリが適正であるかどうかは分かりません。ただ、時間を掛ければ早く良くなると考えていたのです。勉強や営業であれば、時間を掛けて努力することで結果が見えてきます。しかし、自分が行っているリハビリについて言えば、3か月が経過しても半年が過ぎても良くなっているという実感がありませんでした。時間が経過する中で焦りや不安、苛立ちが起こり、このまま社会的に抹殺されるのではないかという恐怖も感じていました。

 やがて、思い通りに話せない・書けない現状を受け入れることを覚悟します。諦めたわけではありませんが、覚悟した上で日々のリハビリを淡々と続けていきました。そうした中、友人である立命館大学の教授から「コンサルタント入門セミナーというタイトルで、講義してみないか」というお誘いがありました。しかも3時間×2回という時間設定です。学生さんの前で講義できるかどうかという不安がありましたが、思い切ってお誘いを受け入れ、12月10日と17日に登壇。無事終了することができました。

 実は立命館大学の講義の前に、毎年出向いている阪南大学の「起業塾」で、学生さんのビジネスプランのプレゼンを聞いて、評価・アドバイスする仕事をしていました。この仕事もできるかどうか不安でしたが、担当教授からの力強い後押しがあり、問題なく終えることができました。

 阪南大学と立命館大学で仕事をしたことで、以前の感覚が蘇りつつあり、少しずつ自信を持ち始めます。この当たりからリハビリの成果が現われ、良くなっていることを感じていました。

 年が明けた2009年1月、八尾商工会議所の課長から地域力連携拠点事業を国に申請する予定なので、拠点のコーディネーターになってほしいという依頼がありました。課長には発病したことやリハビリしていることを正直に話し、「ご依頼はうれしいが難しいかもしれない」と伝えます。課長からは「人と話すことがリハビリになると思うので、一度会いましょう」と提案され、後日、会議所を訪問しました。

 課長からは「普通に話せているし、問題ないでしょう」と言われ、是非引き受けてほしいとお願いされました。企業の現場で話を聞いてアドバイスすることができるかどうか、不安もありましたが、思い切って引き受けることに。2009年4月に拠点のコーディネーターに就任。2008年4月に「1年後、現職復帰する」と決意したことが現実になったのです。

 さらに、発症前から仕事をしていた神戸市産業振興財団のアドバイザー業務についても、2009年4月から復帰しました。担当者は、私が復帰するまでの間、別のアドバイザーをピンチヒッターに立てて、私のことを待っていてくれたのです。本当に嬉しかった。

(2) 信頼できる人とのつながり
 両親と弟、病院の主治医、言語聴覚士の先生、阪南大学と立命館大学の教授、会議所の課長、そして神戸の財団の担当者には大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。また、リハビリしている時にも、たくさんの友人・知人が私のことを気にかけていただきました。実際に私のところまで会いに来てくれた方々もいました。不安と焦りで潰されそうになっている時でしたから、とてもうれしかったです。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 仕事に復帰して少し時間が経過した2009年9月、事務所のホームページを見てから資料請求された会社の担当者から「社長と面談して欲しい」という依頼がありました。計測機器を製造する会社で、資料送付後、担当者とはメールでやり取りしていたのです。

 社長とお会いして広報コンサルティングの内容と実績をお伝えし、その後、社長のお話を聞きながらディスカッションしていました。18時に訪問して1時間くらいで辞去しようと思っていたのですが、気が付くと22時を超えていました。社長は「これからよろしくお願いします」と言って退室。残っていた担当者に「どういう意味でしょうか」と質問すると、「契約しますので、次回訪問時に契約書をお持ちください」と答えられました。初回面談で契約につながったことを今までありませんので、正直驚きました。同時に初回面談で信頼していただいた社長に対して、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 大学で行った仕事を除いて、1年に渡るリハビリ期間中、仕事を行うことができませんでした。その間、離れていった人もいますし、気づかってくれた人もいました。それらについて、私の気持ちはフラットです。つまり、良い悪いという感情は持っていません。ただ、私のことを気づかい、信頼していただいた人の気持ちには応えていきたいです。それが世間で言う「恩返し」であり、人として当たり前のことだからです。




これからの未来に意図すること

(1) ワン・プロジェクト・サポートという価値を再認識して提供する

 当オフィスでは、お客様にワン・プロジェクト・サポート(1project-support)という価値を提供しています。原点に戻り、この価値を再認識してお客様に提供していきます。ワン・プロジェクト・サポートという意味が不明確だと思いますので、キーワードを分解して説明します。

 まずはプロジェクトですが、法人の場合、新規事業の立ち上げ、新商品・新サービスの開発、様々なイベント等があります。個人であれば新規創業になりますが、現在、個人を対象にしていません。

 そして、サポートは提供するコンサルティングやサービスのことです。上記のプロジェクトと合体して「プロジェクト・サポート」ということであれば、それほど珍しい響きではありません。ただ、冒頭にはワン(数字のイチ)が付きます。このワンとは何でしょうか。

 ワンには、ナンバーワンやオンリーワン等、お客様が目指しているポジションを表現している場合があります。例えば、誰もやっていないサービスを新規事業として立ち上げて、日本一を目指すという企業があれば、そのワン・プロジェクトを当オフィスでサポートするという意味になります。

 他にも、ワンには別の意味が込められている場合があります。例えば、大企業のように複数の新規事業を同時並行で行い、うまくいったものを事業化する。経営資源が豊富な大企業だからこそできるやり方です。しかし、中小企業では、そのようなアプローチは取れません。経営資源をかき集めて、たったひとつ(ワン)の新規事業を成功させることが求められます。つまり、ワン・チャンスしかない状況でゴールを目指すという意味になるのです。

 このように、ワン・プロジェクト・サポート(1project-support)という価値を、明るく楽しく面白い形で提供できれば最高です。そして、人の幸せに役立てれば、さらに嬉しいです。

(2) 自分らしい場で活動する
 阪南大学の起業塾には15年以上、非常勤講師としてお世話になっています。他の大学でもお話しする機会をいただいて登壇することがあります。私としては、大学に限らず教育の場において、今まで自分が培ってきたこと教えたいと考えています。こうした活動を通じて、次の時代を背負う若い人の役に立てれば嬉しいです。

 また、いろいろ方と交流できる場を作っていきたいと考えています。以前、異業種交流会を主催していたことがありましたが、様々な理由で自然消滅してしまいました。再び、リアルで交流できる場を作っていくと同時に、ネットも活用することで面白い交流が実現できるのではないかと思います。中心になるコンセプトは決まっています。「明るく楽しく面白く!」です。

(3) 自分なりの考え方や方法論を多様なやり方で伝える
 うまく話すことができない、思っていることが書けない、という状況を経験し、リハビリによって元に戻りました。なので、私は誰よりも話すことや書くことの有難みを実感しています。これからも自分の考えや方法論をいろいろなやり方で伝えていきます。

 まずは、講演やセミナー等、リアルの空間でお話する機会を増やしていきます。さらに、ネット環境が向上している現在、様々な方法を使ってお話した内容をネット配信することもできます。そうしたことにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 そして、電子書籍の発刊も続けていきます。現在、「新規事業のアイデアをつくる方法」という電子書籍を2018年10月6日に初めて発刊しました。現在、Amazonキンドルにて無料ダウンロードできます。お蔭様で2018年11月16日時点の累計ダウンロード数は277になりました。ありがとうございます。お伝えしたいテーマはまだまだ有りますので、2冊目、3冊目の電子書籍(無料及び有料)を発刊していく予定です。チャンスがあれば、リアルな本についても上梓したいと考えています。

 最後に、メールマガジンを近いうちに発行する予定です。当面は週1回の配信を目指します。今さらメルマガを発刊しても、誰も読まないと言われるかもしれません。ただ、流行り廃りが激しいインターネットの世界で、今でもメルマガというツールは存在しつづけています。ある意味、情報発信の王道であると私は認識しています。毎月1回、事務所ニュースレターを発行して、友人・知人にご案内メールを送っていましたが、メルマガの発行によって、不特定多数の読者にも有益な情報を届けることができます。明るく楽しく面白い情報を発信することを画策しています。





おわりに

長文にもかかわらず、ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。私の仕事観や価値観、どん底から這い上がる経験をして掴んだこと、これからの未来に意図することをお伝えしました。どのような感想をお持ちでしょうか。

「はじめに」からここに至るまで、一気に読まれた方は少ないと思います。興味のある部分だけ読んでみたという方が多いはずです。お忙しい中で、私のことを少しでも知っていただいたことに感謝しています。次はリアルでお会いして、お話しできることをお待ちしています。

「また、いつか」ではなく、会ってみたいと思われて、私の事務所所在地から近い方は「いま、すぐに」に会いましょう。出会うチャンスは、そう度々おとずれるものではないからです。では、今日も明るく楽しく面白く!